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1/100 MISSAILE PHALANX


■足の加工 その1

旧キットのファランクスなので股間の関節は差し込み式で可動範囲が狭いです。

マジックのラインで別パーツ化し、軸をボールジョイントに置き換えポリキャップも組み込んで可動の拡大と保持を確保します。

■足の加工 その2

PC-05ポリにPC-05プラサポ2、BJ-05の5ミリ径ボールジョイントを使います。

ボールジョイントの可動範囲をできるだけ大きくする為、右側のようにプラサポの円周を広くしました。

■足の加工 その3

ディティールの切り替えがいいところでカットしますので比較的処理は簡単にできました。
プラサポのサイズに合わせて整形していきます。

プラサポのポリ軸用切り欠きや挿入用の面は1.0ミリプラバンと黒瞬着で蓋をしておきます。

■足の加工 その4

膝関節は後ハメ加工しますので、関節を曲げても外に出ない範囲をカットします。

ビット先端を薄く加工したヒートペンで楽々カット♪
低予算でビットの加工が簡単に自分で出来るのが
ヒートペンのいいとこですねぇ。

今回からカットが楽になって( ・∀・)ヨカッタ!

■足の加工 その5

ふくらはぎのパーツとすり合わせながら扇型に整形。
中心に3.0ミリ軸対応のポリキャップがはまるような幅に調整しています。

■足の加工 その6

3.0ミリのプラ棒(今回はランナー)とPC-03プラサポ1を軸にして固定具に使います。



↓微調整が終わってから切り欠いて空いてる面を0.5ミリプラバンで蓋をしました。




プラバンもプラサポも黒瞬着で強固に固定しました。

■足の加工 その7

↓軸は短めですが保持力はしっかりしてます。



↑元キットと比べたら、かなり可動範囲がアップしてるのがわかると思います。

■足の加工 その8

ふくらはぎと足首が一体になってますので切り離して可動化させます。

右のようにフチを1.0ミリほど残しながらヒートペンで切り分けました。

足首に当たるパーツは不要な部分を削って形を整えながら加工していきます。

■足の加工 その9

かかとのパーツの保持力強化のために、PC-03ポリを薄くスライスして内蔵させます。


合わせ目を接着しない状態でエポパテを中に詰め、硬化後に片面をはがします。

軸穴に合わせてパテを掘ったところにポリキャップを固定し、合せ目を処理します。



↓蓋をする前に釣り用のガン玉をグルーガンで固定しておきました。

大きな上半身でも安定して立てるように。





↑かかとのパーツも3ミリ軸が入るように、ダボをピンバイスで広げておきます。

元の軸は長いので短くカットして、表面をプラバンで蓋をします。

■足の加工 その10

元キットの足の裏は別パーツにはなっていますが、隙間だらけでこのままではちょっと。。。な感じ。

元キットの底板は使わずに、0.5ミリプラバンで外周に合わせてカットし、作り直しました。

0.2厚エバグリの細切りプラバンでディティールを追加しています。塗装後に接着します。

↓つま先のパーツにもガン玉を入れ込みます。




■足の加工 その11

ふくらはぎはPC-03プラサポとポリで膝関節の後ハメをサポートします。

元の軸の位置にヒートペンで開口部を作り、膝を合わせながら位置を決めて固定します。

パテの代わりに、ヒートペンで本体色の余りのランナーを溶かしながら隙間をある程度埋め、残りは黒瞬着を流して強固に固定しておきました。

■足の加工 その12

膝関節軸の加工が終わったら合わせ目を処理。

ディティの無いところにヒートペンでスリットを入れ、0.5ミリプラバンを挿し込んで足首のジョイントの受けを作る土台にします。

■足の加工 その13

足首が収まる中心に穴を開け、プラサポを黒瞬着で固定します。

膝関節のポリキャップとほぼ同じ位置で、上からプラ棒がまっすぐ入る感じでした。

■足の加工 その14

→足首は取り付ける際に隙間が気になったのと、関節技を取り付ける土台の調整が必要だったため、プラバンの築層で形を変更しています。

↓足首の土台はほとんど見えなくなりますが、プラバンでディティールを追加しています。

これでハノ字にに開脚できるし足も浮かないで設置できるようになりました。




■腰の加工 その1

元キットの股間軸を切り取って加工しやすく下準備しておきます。

■腰の加工 その2

まず、胴体との接続もWAVEのファランクスのように可動できるようにします。

BJ-05、BJ-05プラサポとボールジョイントを組み合わせて作成します。


腰のパーツの中に1.0ミリプラバンを接着土台として内蔵します。

ちょうど、一番広いところに設置できますので強度も十分なものになりました。


腰パーツの前後を合わせながらスリあわせますが、後の加工のことも考えて目消ししないで進めていきます。



■腰の加工 その3

目消し前に、お尻のバーニアを作り直します。

元キットのバーニアは縁を残してくり抜きます。

WAVE、Uバーニアフラット3の4.0ミリを接着できる土台を0.3ミリプラバンで作ります。

ハイパーカットソーで切り込みを入れ、土台になるプラを差し込んで接着整形しました。

バーニアは塗装後に接着します。



■腰の加工 その4

→股間軸のボールジョイントを固定するための土台を、1.0ミリプラバンを3枚築層して股間の中心に接着しておきます。




腰との接続空間のカバーをするため、カバーより少し大きめに円周を広げておきます。
丸ノズルLの1.0ミリを使います。

■胴体の加工 その1

まず、元キットの接続をボールジョイントにしたので、差し込み口を作っていきます。

胴体の元のでっぱりを切り落として中にポリキャップを入れます。

■胴体の加工 その2

胴体の空洞に合わせて円形にカットした1.0ミリプラバンを3枚ほど築層し、PC-03とPC-03プラサポを組んだ状態で中心に固定しました。


■胴体の加工 その3

可動時に隙間が貧弱に見えるので、カバーとして丸ノズルLの1.0ミリを挟み込みます。

別パーツにすると可動させた際に一緒に動くので隙間が目立ちません。

■胴体の加工 その4

後でコクピットを作り直すのですが、この時点で整形しておくと楽なので、目消し前に削り落として整形しておきます。

■胴体の加工 その5

肩軸の保持力を上げる加工をします。

軸の設置場所内側の段差があるところはプラバンを近い形にカットして接着し、平面にしておきます。

PC-05プラサポ2の5ミリ軸を使いますが、接着面が小さいので強度を上げる為、プラバンと組み合わせます。

丸ノズルLは腰の接続と同様で、カバーに使います。


内径に合うサイズの円形にカットした1.0ミリプラバンをワンセット2枚つくり、1枚は軸のT字部のサイズに穴を開けました。

2枚のプラバンを築層、T字部を穴に接着固定し、接地面の広い軸を作りました。



■胴体の加工 その6

軸の中心を合わせてから、がっちりと黒瞬着で接着しています。

■胴体の加工 その7

コクピット後ろのライトタワーを取り付ける追加加工をします。

キットのままでもいいんだけど、若干グラグラするのでポリで保持力を上げておきました。

PC-03ポリキャップとプラサポを組み、差し込み部に接着固定します。
差し込み部が長くなり安定しました。

■胴体の加工 その8

中の改造が終わったら合わせ目消しをし、肩のカーブの角度をなだらかに整形しておきました。

■バックパックの加工 その1

バックパックが固定しづらかったので、プラ棒を貼ってズレにくくしました。


■バックパックの加工 その2

マイナスモールドはくり抜いて、コトブキヤのマイナスモールドIIの5ミリを使用しました。

■バックパックの加工 その3

別パーツでスラスター部分があるのですが、中にWAVEのUバーニアフラット3の4ミリを入れて二重構造にします。

元キットの内側、角が丸いので市販パーツが入るように角を削りました。


フックも元キットのは華奢なので作り直しました。

0.7ミリ真鍮線と外径0.9、内径0.73ミリの真鍮パイプを組み合わせています。

綺麗に曲げるのが結構難しいですね。



■ライトタワーの加工 その1

アンテナは横軸の中心でカットし、後ハメ加工します。

タワーの中のダボ穴は加工の邪魔になるので切り欠いておきます。

■ライトタワーの加工 その2

3.2ミリのプラパイプを差し込み口にするため、中に入れて接着。

ポリパテで固定しておきました。

■ライトタワーの加工 その3

合わせ目消しの前にライト部分をヒートペンでくりぬいてクリアパーツ化します。

キットでは全部四角い窓なのですが、好みで一番上だけ丸い枠にしました。

裏から接着するので少し大きめにカットしたクリアパーツを準備します。

今回はH・アイズのランナーで板状の部分を使用。

円形のものはアルミバーニアの小バーニアとカットビーズを合わせます。





←裏板ごと、塗装後に組込。0.3ミリプラバンを使いましたが、ラピーテープを貼っても良かったかも。

■ライトタワーの加工 その4

組み込んでみて干渉のないようだったら、合わせ目消しをします。
底のパーツのみ取り付けず、中に組み込む際の入口にします。
組込みやすいように少し広げました。

塗装後に組み込んだら、下に付く台座パーツに接着してしまします。
台座パーツもプラで埋めて補強します。





■ライトタワーの加工 その5

合わせ目のラインに近いスジボリを追加しました。



アンテナは金型の跡を埋めて、先端を尖らせた真鍮線に置き換えました。

■コクピットの加工 その1

元のコクピットは、小さくて一体になっていたので大きめに作り変えました。

1.0ミリプラバンを築層したものを芯にして作ります。

出来上がり寸法より、少し小さめに削り込んだ芯に塩ビ板を前面に巻き、仮固定して周囲を0.5ミリプラバンで囲っていきます。




→左右上下を覆ったらこんな感じになりました。

マスキングテープは塩ビ板の保護で巻いてます。

小さい方も1.0ミリプラバンの築層で、元キットを切り取った跡のサイズに合わせて整形してあります。

コクピットと胴体の接続パーツになります。



■コクピットの加工 その2

真鍮線を打ち込んで補強して接着しました。

この時点で、干渉しているところを削ったり、ディティールを入れたりしたので少し形が変わってます。

↓最終的にはエバグリの細切りプラバン等でディティールを追加して、こんな感じです。

好きに作ってるので、設定通りではありません。




■ミサイルポッドの加工 その1

左右のミサイルポッドの軸はボディ側に移しましたので、差し込み口の方を取り付けます。

ボディ側のカバーにした丸ノズルLがハマるサイズのくり抜きます。

■ミサイルポッドの加工 その2

ミサイルポッドの中に、くり抜いた穴と中心を合わせて受け軸を黒瞬着で固定します。

半分固定して、合わせ目処理してからもう半分に黒瞬着を流しました。






PC-05ポリキャップとPC-05プラサポを組み合わせて使いました。

開口穴が大きいのでプラサポの周囲に9.5ミリのプラパイプを広げ、二重に巻きつけて抜け落ちないようにしています。



■ミサイルポッドの加工 その3

ここは悩んだ末に、無い方がすっきりするように感じたので、思い切ってヒートペンで取り払いました。



大穴を開けちゃったのでポリパテの修復がかなり大変でしたが、かなりスッキリ。
他のディティも一部埋めてしまいました。
大型ノズル根元の目隠しにコトブキヤのエッチングユニットを使用しました。

■ミサイルポッドの加工 その4



このミサイル基部ごと作り直します。

■ミサイルポッドの加工 その5

0.5ミリプラバンでポッド内径より少し小さめの円形を2枚つくり、0.14ミリプラシートで筒を作って円形プラに外径に合わせていきます。

流し込みタイプのセメントを少しづつプラシートの重ねた部分に流しながら、円形プラを通してサイズ調整しました。(うまく言えないけど失敗しながら最善をつかみましょう(;´Д`))



円形プラバンにミサイルを差し込む穴を開けていきますが、ミサイルハッチの大きさを書き込んでから、収まるように穴の位置を決めました。

大きめのミサイルにしたかったので、中心と合わせて7つにしています。
ここはお好みで。

2枚セットを重ねて処理すると楽です。

■ミサイルポッドの加工 その6



7.1ミリパイプがあるので筒の奥行の位置もサイズも揃えることができます。


5.5ミリプラパイプでミサイルを作るので、円形プラには少し大きめの穴を開けました。

5.5ミリが入る7.1ミリパイプの長さを揃えてミサイルの保持部を作成。

■ミサイルポッドの加工 その7

ミサイルは5.5ミリプラパイプに丸モールドVの6ミリを接着しました。



筒を差し込んだだけではハッチ周りに隙間が出来てイマイチなので0.3ミリプラバンでカバーします。

なんか、ややこしいことをしていますが、見栄えと保持力は良くなると思います。

■ミサイルポッドの加工 その8

元キット、ミサイルハッチの接続部。

心もとないし、安定しないし外れやすいので無骨仕様にチェンジ。

■ミサイルポッドの加工 その9

作例を参考に、ハッチの内側も加工します。

ハッチのサイズに合わせて、0.5ミリ厚×直径1.85ミリ、1.0ミリ厚×直径1.8ミリ、1.0ミリ厚×直径1.7ミリの3枚のプレートを築層します。



→ポリパテを盛って硬化後、プラ棒をそのままルーターにセットして整形しました。
中心の穴にはメタルパーツを配置し、ディティーアップも出来て一石二鳥♪

塗装後に接着します。


ディバイダーでケガキ倒して作った円形プラの中心に、3.0ミリの穴を開けます。
プラ棒(画像はランナー)に3枚まとめ、パテ盛りの準備をしました。


■ミサイルポッドの加工 その10

無骨ヒンジの下準備に、元キットのハッチ凸部を平らにしておきます。

■ミサイルポッドの加工 その11

でっかいヒンジなので、問題はサイズだけ。
好みの大きさにしっかり測って作ります。


ヒンジ接続部にPC-02ポリキャップを仕込みました。




→ヒンジ全体はプラバンの築層で作ってますが、見にくいので図解を入れておきます。


ポリキャップは色がのらないのでヒンジ上下にプラバンを増してカバーします。
角は回転に支障が出ないよう、お互いの角を削っています。PC-02プラサポの軸を使いました。

■ミサイルポッドの加工 その12

本体にあわせて接着しますが、局面に接着する方は浮かないように面を合わせて削ってます。

ハッチ側の形は好みで面を落としました。



塗装後に取りつけ、接着できるよう、軸の片面はカバーにして丸ノズルSの4ミリを接着しておきました。

軸の長さはそれに合わせて切っておきます。


■表面処理後にスジボリやプラバン等でディティールを追加してます。




■3回のサフチェック

■塗装

本体裏地、ファントムグレー裏地塗装

本体1、ファンデーションホワイト下地塗装
本体1、ホワイト(5)


本体2、ファンデーションホワイト下地塗装
本体2、ガブスレイで作ったブルー


黄色→キャライエロー(90%)+ホワイト(5)(5%)+ファントムグレー(5%)

赤色→RLM23レッド


バーニア→メッキシルバー下地の焼き色塗装
(クリアオレンジ、クリアブルー、クリアイエロー)


光沢クリアーで全体を保護コート後、すみ入れ、

金属部、レンズ部以外仕上げににつや消しクリアーでコート


■スミイレ

フラットブラック+ニュートラルグレー(少量)
フラットブラック+ニュートラルグレー(少量)
+ハルレッド(少量)



■デカール

約26枚使用