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BROMPTON M3L |
■スタンドのの加工 その1
ホビージャパン2010.10月号の付録の改造です。
キット付属のスタンドのボルトをカットし、コトブキヤに変更します。
ただ単に六角ボルトのが好きという(笑)
変えた方がエッジがシャープでよいですね。 |
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■タイヤの加工 その1
キットのタイヤのラインをスジボリで深くするのですが、やりにくい角度でなかなか難しいです。
スポークを作り直すのでタイヤの付根からカットして彫り直すも、がたついてしまいます。
プラバンにデザインナイフの刃を接着して冶具を作成し、かなりマシになりました。
こういう特殊な場所は最初から冶具を考えるべきですね。
刃の高さはプラバンを重ねれば調節できます。
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■タイヤの加工 その2
当然ハブも自作に…
前輪ハブは3.2ミリプラパイプに爪楊枝を持ち手代わりに差し込んで中心を2.9ミリまで削ります。
爪楊枝をリューターにセットして加工しました。
0.3ミリプラバンを5.5ミリ円にカットし、0.3ミリピンバイスで14個の穴を開けてボビン状に接着します。
中心にはキットと接続しやすいように2ミリの真鍮パイプを通します。
穴あけ用のテンプレートがあると均等に穴があけやすいです。数を作って綺麗なのをチョイスします。
後輪のハブは太目で、4.0ミリパイプ×4.5ミリ長、6.5ミリ円で作りました。
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■タイヤの加工 その2
中心のハブがずれないように冶具を作ります。
左から回転台、前輪内径サイズの保持台、前輪。
保持台はスポーク穴を開ける際、前輪の中心ラインの目安も兼ねているので厚みを調整しておきます。
回転台と保持台を重ねてハブを保持台の穴にはめて仮固定したら、前輪に沿うように前輪外枠をプラ片でおさえ、ストッパーを作っておきます。
前輪は中心から放射状のスポークなので型紙に沿ってタイヤの中心線上に0.3ミリピンバスで片側14本分、タイヤを裏返してもう片側14本分開けます。
ニップルのサイズ0.6ミリに穴を広げ、真鍮パイプを取り付け接着します。
スポークは0.3ミリ洋白線で向きを合わせてハブに通していきます。
内側から外側へ通した洋白線を瞬着で止めます。
ごくごく少量を流し込みたいので極細ひげノズルを更に引張って細くし、サラサラタイプとゼリータイプの瞬着をすくって流しました。

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■タイヤの加工 その3
左側が前輪片側のパターン。右が後輪片側のパターン。後輪が複雑で(ノД`)シクシク
前輪と同じように型紙の黒いラインに沿って片面づつピンバイスで開口し、その都度洋白線をハブに組んでいくと間違えにくいと思います。
後輪は洋白線を内側からハブに通すのと外側に通すのと交互になっていて、更にめんどくさいです。
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■ハンドルの加工 その1
ハンドルは挟み込むだけになってるので、パイプに通す形に作り変えます。
軸の真ん中からカットして、補強のために0.5ミリ真鍮線を通します。
φ3.2ミリ×H3.5ミリのプラパイプを通し、塗装後接着します。
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■ハンドルの加工 その2
実車はハンドルポストに角度がついているので4.0ミリプラ棒を温めて曲げてから、元キットより4.0ミリ長めにカットして調整していきます。
ハンドルに通したパイプと0.5ミリ真鍮線でつないで補強します。
ハンドルとブレーキバー基部が重なる角度になっているので、ブレーキコードを取り付けるれるようにします。
お湯で温めながら、ゆっくりとハンドルから角度が変わるようにねじっていきます。左が加工後。
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■ハンドルの加工 その3
実車はハンドルポストにハンドルを通し、ボルトで締めて固定する様なのでボルトの固定部も作ります。
0.5ミリプラバンを重ねて根元だけ接着し、上は隙間があるように少し削りました。
ボルト穴を開けて接着します。塗装後に1.0ミリのメタルリベットを取り付けます。
横は一応スジボリを入れて分割されてるように。
塗ったらわからなくなりましたが(^_^;)
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■ハンドルの加工 その4
元キットのヒンジを使おうと思ってカットしましたが、薄く成型しにくいのでプラバンで作ります。
切り落としてしまう根元のリング状のディティールをプラパイプのスライスで追加します。
接着面も大きくなるしね。
ヒンジ部はφ2.4ミリ×H5.7ミリのプラパイプを3分割して作ります。
元キットは2分割でしたが実車は3分割でした。
1.0ミリプラバンH6.0ミリ×W5.7ミリを2枚カットし、ヒンジとそれぞれ接着します。
軸は1.0ミリ真鍮線を通します。
ヒンジ部が小さくなって締まりました。

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■ハンドルの加工 その5
元キットに差し込んで組むのでφ2.4ミリプラパイプと頭径2.0ミリ鉄ネジをヒンジに組み込み接着します。
ヒンジの反対側にはφ2.0ミリ×H1.0ミリのネオジムを埋め込みます。
注意:保持力が弱かったので後でハンドルポストに直接埋め込み、ヒンジに差し込んで固定する方法にしました。
D0.75ミリ×H2.0ミリ×W5.7ミリとD0.75ミリ×H1.5ミリW5.7ミリのプラバンで、ヒンジ開閉固定部とネジを作りました。
ヒンジは接着で固定されてますので、あまり力がかかりますと剥がれるので作業中は要注意です。
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■フレームの加工 その1
フレームのヒンジも作り直します。
折り畳みさせるために、ここもネオジムを入れます。
ヒンジも際で切り落とし、分割します。
1.0ミリプラバンH6.0ミリ×W5.7ミリを2枚カットし、ヒンジとそれぞれ接着します。
ヒンジはφ2.4ミリ×H5.7ミリのプラパイプを3分割して作ります。
軸は1.0ミリ真鍮線を通します。
D0.75ミリ×H2.0ミリ×W5.7ミリとD0.75ミリ×H1.5ミリ×W5.7ミリのプラバンでヒンジ開閉固定部とネジを追加しました。
ヒンジが薄くなった分、ボディが短くなるのでそれぞれ1.0ミリ延長して、穴をあけて鉄ネジφ2.5ミリとネオジムφ2.0ミリ×1.0ミリを組み込みます。
出来たところを仮組しながらチェックします。
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■サドルの加工 その1
元サドル裏は縁が厚くてディティールがないので物足りません。
縁を薄く一周削り込み、差し込み口以外を整形しました。
真鍮線0.6ミリと丸棒1.7ミリ等でディティールを追加しました。
実車のサドルの裏側は革にカバーがかかってるようなので、それっぽくポリパテで埋めました。
この辺ははっきり見える資料があまりないので「なんちゃって仕様」です(^_^;)
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■ギアの加工 その1
ギアは塗り分けが厳しい一体型。分割してチェーンをかけれるようにします。
中心の穴はピンバイスで開口して残りのディティールは削り落としギアの凸凹を削って再現します。
0.3ミリプラバンをギヤの外周より大きめにカットし、1.0ミリ幅に貫きます。
両方針がつけられるコンパスかディバイダーでケガいてカットします。
先ほど貫いた中のプラバンを3.3ミリ幅に貫いて、中心に突き出すディティールを5つ作ります。
流し込みで接着しますので、接着位置の下絵の上にポリプロピレンの板を敷いて作業しました。
ギアにすり合わせて1.0ミリピンバイスで開口し、1.0ミリプラ棒を通しガードの部分のみ接着します。
別パーツになりますので塗装が楽になります。
塗装後に0.3ミリ透明塩ビ板でカバーを作り、接着し、チェーンが外れにくいようにしました。
裏から見ても目立たないよう点付で接着します。

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■ペダルの加工 その1
実車を参考に中をくり貫きました。
ギアに取り付ける軸は3.0ミリ丸棒に置き換え、別パーツにしておきます。
ギアをはめてみるとキットのままだと幅が広すぎるのでギアカバー+ギア+透明カバーの幅に合わせて
ペダル軸の中心側を削って調整します。
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■後輪周りの加工 その1
実車では黒く塗った部分がワイヤーになってますので再現します。
先にすり合わせが必要な場所がありますので、カットして整形だけしておきます。
ガード側のスティ取り付け軸もカットして整形しておきます。
タイヤは後から取り付けれるようにするため、元の軸はカットして穴を開け、軸ごと取り外されるようにしました。
穴が開いてる方は、一旦プラで埋めてから必要な大きさの穴を開けました。
小ギヤ、止め板を0.3ミリプラバンでります。
真鍮パイプを通して小ギア、止め板を等を挟んで調整します。
小ギア0.3ミリプラバンφ5.5ミリ。
何個作ったか覚えていない…。きれいなのをチョイスします。
再び仮組してチェックします。

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■後輪周りの加工 その2
0.4ミリ洋白線で泥除けのステーを3ヶ所追加しました。
泥除けの下で曲げて接着しています。
小ギヤからチェーンが外れないように0.3ミリの透明プラバンでガードを作ってます。
0.7ミリ真鍮線でバルブも追加しました。
後輪の反射板裏に1.0ミリのディティールリベットを取り付けました。
反射板にはホログラムシールを貼って上からクリアレッドで塗装します。
サドル後方につく補助タイヤ(折り畳み時の移動車輪)はキットのままだと歪んでますので4.7ミリ丸棒から作り直しました。
中心にはマイナスボルトを差し込みます。
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■チェーンの加工 その1
チェーン試作時に連結用の穴を開ける冶具を作りました。
小さいパーツは保持がしにくく、固定しないと均等な穴が開け辛いです。
多めに作って綺麗なのを選択します。
透明プラバンにスジボリが入ってますがiDekoraで入れてます。
失敗を考えてかなりの枚数を必要としますので増産しやすいように。
0.2ミリ透明プラバンと0.5ミリ厚×1.0ミリ幅のエバグリをカットし、0.4ミリ洋白線で組み合わせました。
試作を繰り返してサイズと厚みを決めます。
小さいギアにも巻ける大きさにします。
チェーンを通すことができるようにステーの一部分をカットし、塗装、組み立て後に接着します。
仮組し、チェーンの長さを調整、リング状にします。
次に移る前に必ず仮組してチェックします。

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■前輪周りの加工 その1
前輪の中心にフロントフック(折畳みの際に使うようです)と泥除けステーを0.4ミリ洋白線で作成。
フックの部分は洋白線を折って重ねた部分に黒瞬着を盛って整形してあります。
泥除けフラップは0.14ミリプラシートで作って接着しました。
タイヤのバルブも0.7ミリ真鍮線で追加しました。
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■ブレーキコードの加工 その1
ブレーキコードを取り付けるために0.7ミリの(内径0.5ミリ)の真鍮パイプで接続金具を作ります。
ハンドルとシフトレバーにピンバイスで穴を開けて接着しておきます。
実車にコードを束ねるパーツが2つ付いていたので、それも0.5ミリプラバンで再現します。
2本束と1本を分けて保持する用と1本づつ保持する用を作ります。
先に穴を開けてから周囲を整形すると穴の位置が揃います。
さかつうさんの0.38ミリ黒コードを3本組み込んで前輪、後輪のブレーキパッドにつなげます。
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■2回のサフチェック
■塗装
ボディ1 → クールホワイト
ボディ2 → グロスブラック
サドル・タイヤ → 艶消しブラック
泥除けフラップ → グレー24+黒少々
ハンドル → グレー24
反射板 → ホロシールの上からクリアレッド
ライト → ホログラムシール
■自作デカール
約8枚使用
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